この年末と正月は、今までで一番それらしくない年末と正月でした。
年賀状は数年前にリタイアしたし(送って下さった方ありがとうございます)、掃除は、別に年末に限らずやっているし、テレビも見ていないから、紅白に誰が出ているのかもしらない。
実家にも帰らなかったし(たぶん生まれて初めて)、年越しはそばを食べず、初詣も行かず、お節料理や正月っぽいものも食べていないので、なんだか年が明けた、という実感がないです。
でも、たまにはこういうのもいいかなあと思います。
イベントや伝統というものを大切にしていないわけではないけれど、今までにあんまりにも何も考えずに「こうするべき」、「右へ倣え」で生きてきたから、あえて自分が何にも縛られずに、その瞬間そうしたいように過ごしてみる、という体験をしてみたかったのです。
振り返ると2015年は、そういうルーティーンや常識、「~べき」をぶっ壊すことを結構やってきたように思います。
そして、それを徹底的にやったうえで、大切にしたいもの、自分にとって本当に価値があるもの、必要なものを、選んだ生き方をしていきたいなあと思うのです。
あ、あと2015年は、「うすっぺらっしー」を統合してきました!
「うすっぺらっしー」というのは、私(しっしー)の中にいる「薄っぺらい部分」の呼び名です(笑)。
名付け親はパートナー。
薄っぺらい部分というのは、本質・本心から出ていない行動、言葉、思い、
他人の受け売り、見栄、傲慢さ、つまらん欲、抑圧から出てくるもの。
(エニアグラム3独特のエゴって感じかな?)
自分では気づいていない無意識の部分なのですが、
心眼の開いたパートナーにはくっきりはっきりと見えるのですね。
そして、愛情を持ってそのパートが出てくるたびに「うすっぺらっしー」と呼んで気づかせてくれました。
最初はそこを見つけられるたびにワサワサしていた(つまり嫌だった)のですが、
気づいて統合していくと、どんどん自分が本当の自分に戻っていくのがわかるし、
そうなると、人とのつながりも薄っぺらいものではなく、より深く繋がれる感じがするし、
自信や安心感も増えます。
まだまだ「うすっぺらっしー」は私の中に生きているけれど、
そこもうまく活用すれば自分の魅力になるんだということにも気づけました。
「うすっぺらっしー」大好きだよ~!
話は変わりますが、去年の暮れにこの本を読みました。
この本を読んで、「ミニマリスト」という言葉を知りました。
真のシンプルさと自由さ、豊かさを追求していく中で、
ここ最近ずいぶんと身軽になってきたと思っていましたが、
この本を読み、
自分がまだまだ「モノを持っている方がいい」という価値観に縛られていて、
モノを持つことから生まれる不自由さやストレスやプレッシャーを感じていたんだということに、改めて気づかされました。
この本の著者の佐々木さんやそのほかのミニマリストの人たちが口をそろえて
「モノにたくさん囲まれてきたときよりも、モノを持たなくなった方がずっと幸せ」
と言っているのは、間違いなく本当だと思います。
この著者の方がミニマリストとして生きるプロセスや気づき、哲学を書いておられるのを読むと、
これぞカルマヨガ!という感じがします。
※カルマヨガ・・・日常のすべての行為が修行という考え方で、ポーズや呼吸、瞑想など特別な修行をするのではなく、自己顕示をしない事や、利益や見返りなどを求めない奉仕の気持ちを持って善行に励む事で、カルマの浄化を目指すというヨガ。
ものすごくときめいちゃったので、
2016年は、「目指せミニマリスト!」宣言からのスタートです!
身軽になって、それから引っ越しでもしようかと。
2016年も革命的な年になりそうな予感。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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