その時のメモを見ながらいつか詳細レポートを書こうと思いながら、なかなか実現していません。。。
そのうち書きますので、乞うご期待!
ボブさんの著書『超人生のススメ~量子的悟りのためのガイドブック』を読み終えたので、今日はそこから。
「瞑想」というとらえどころのない神秘の体験を、脳科学や量子論などを用いて科学的に合理的に解説している、大変興味深い本です。
瞑想の良さをすでに感覚的に知っていて実践している人よりは、瞑想っていいものらしいけど何がどういいのかわからない、とりあえず頭で瞑想について理解したい、という人向けの本かな。
スピリチュアルな世界に懐疑的な人にもお勧めの本です。
では、この本のポイントをいくつかピックアップしますね。
○私たちは潜在能力の4%ぐらいしか使っていない。
アインシュタインでさえ、10%しか使っていなかったと言われている。
○人生の目的は、内在する無限の可能性をうまく制御し、利用できるようにすること。
○眠っている96%の脳を目覚めさせ、完全に人間の潜在能力を開花させた状態を〝悟り”という。
○「悟り」というと、多くの人は、それは霊的・精神的な人たちのものであると考えるが、それは大きな誤解。
実社会で活躍しようとする人にこそ役立つもの。
○ストレスが溜まると、身体や脳や神経系統に摩擦や障害が生じる。この摩擦や障害によって、私たちの本来の情報処理能力は年々衰えていく。
○意識の覚醒を目指して歩み始めると、このような障害は徐々に減り、脳や神経系統、体など何もかもが改善されていく。
○「瞑想」などの精神的・内面的な訓練により、眠っている脳細胞を目覚めさせることができる。
○私たちの意識は特定の段階を踏んで、悟りへの道を歩む。「脳波」を調べると、その人の意識がどの段階まで進化しているかを知ることができる。
○意識の状態には特定の段階があり、それに応じた脳波(脳内の電磁気的活動)がある。
デルタ波(0.2~3ヘルツ)・・・ぐっすり眠っている時の脳波。
体の新陳代謝が低下し、心も体も十分に休息できる。
シータ波(3~8ヘルツ)・・・夢を見ている時や、レム睡眠中の脳波。
心の無意識の層にしまわれた、過去の嫌な記憶を「夢」によって解放する。 つまり無意識の層のストレス(カルマ)を解放するのに非常に重要な脳波。
アルファ波(8~12ヘルツ)・・・リラックスしていて、創造性が高まった精神状態のときに出る脳波。
体は休息状態だが、意識が目覚めているため感覚は鋭い。
創造的な時間を過ごすために大切な脳波。
ベータ波(12~38ヘルツ)・・・起きているときの活動的な精神状態の時、運動時の脳波。
日常一番よく出ている。意識に集中力を与えるため、
多くのエネルギーを消費する。その結果ストレスが溜まる。
夜寝るときにベータ波が出ていると、寝つきが悪かったり安眠できず、
体はどんどん疲弊し、老化も早まる。
つまり、すべての脳波の中で最も効率の悪い脳波。
ガンマ波(40ヘルツ)・・・瞑想中に生じる、非常に鋭敏で悟りに近い状態のときだけに見られる脳波。
脳の意識状態が最大限に高まり、それに応じて心身の機能も高まる。
この脳波が出ている時は代謝率がきわめて低く、
眠る以上に効率的に神経系統や筋肉、内臓などに溜まったストレス(カルマ)を取り除くことができるため、全身が若返り、心身の不調が劇的に改善する。
○ガンマ波が出ている意識状態を「瞑想状態」、現代の科学では「第四の意識状態」と呼ぶ。
○ブッダはこのガンマ波が出ている意識状態のことを「サマ・サーディ(真の瞑想)」と呼んでいた。
○ヨガや禅、瞑想の正しい方法を学べば、誰でもこの「第四の意識状態」に入ることができる。
○本物の瞑想を行っているときに現れる「第四の意識状態」は、その他の三つの意識状態(深い睡眠状態、レム睡眠、覚醒状態(起きている時)すべてに影響を与え、それらを改善する。
○瞑想により、4つのすべての意識状態が一日中高められる結果、肉体や精神のあらゆるシステムの機能が向上する。
●デルタ波が出る睡眠状態では、新陳代謝に深い休息を与え、身体機能をより強くする。
●シータ波が出るレム睡眠状態は、ただ眠って夢を見るだけで大量のカルマ、あるいはストレスを取り除けるようになる。
●アルファ波状態では、創造性や脳の問題解決能力が高まり、より効率的な活動ができる。
●ベータ波の意識状態は心と体の繋がりを深め、高度な運動機能を開発することに役立つ。
ベータ波の覚醒状態をよりよく発達させると、ミスが減り、ストレスを感じにくくなる。
とりあえず今日のまとめはこんなところで。
現代人はベータ波状態に偏り過ぎているんですね(思考しすぎ)。
ガンマ波は瞑想でしか出せないそうです。
あと、夢がカルマ解消に貢献していたのですね!!
どうですか?瞑想を日々の生活に取り入れたくなりません?
私もこれを読んで、日々の瞑想のモチベーションが上がりました!
瞑想をするときの秘訣としてボブさんは、「すべてを放っておき、成り行きに身を任せること」とおっしゃっています。
努力して瞑想の意識状態になろうとするのではなく、目を閉じ成り行きに任せていれば、瞑想反応は自動的に始まるものだといいます。
それから、瞑想の効果や結果を期待してはいけないということを注意されています。
瞑想の効果はちょうどいいタイミングに自然に起こるもの。効果や結果を期待することでかえって今抱えている問題を手放せなくなってしまうので、思い煩うのをやめ、宇宙を信頼し忍耐強くなりましょう、とのことです。
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