私はまったくありませんでした。コズミック・ダイアリー〈13の月の暦〉の話を聞くまでは・・・。
太古の文明では、天体観測や暦に関する知恵がかなり重視されていたらしい。自然の周期と人間のからだの生理的な周期が相関関係にあることを、当時の人々は心得ていたのでしょう。実際、古代の共同体社会では、そこに暮らす女性たちは、満月の日にほぼ一斉に生理が始まったという記録もあるそうです。
今わたしが愛用しているコズミック・ダイアリー「13の月の暦」は、そんな太古の文明の一つ、マヤの叡智から生まれた、1ヶ月がきっちり28日、1年13ヶ月(+1)の暦。
1年の間、つまり太陽のまわりを地球が1回まわる間に、月は地球の周りを13回まわっています。
そして、
太陽の自転の周期・・・約28日
月の公転周期・・・27.32日
満月の周期・・・29.53日
この、太陽と月の地球に影響を与える周期を平均すると約28日。
そして人間の持つ周期はというと、
女性の生理の平均周期・・・28日
お肌のターンオーバー・・・28日
つまり、宇宙のリズムも人間のからだの生理的なリズムも、28日×13ヶ月というリズム。
ところが、今わたしたちが使っている暦は、12ヶ月で、1月は31日、2月は28日…といったガタガタのもの。
自然のリズムも体のリズムも28日周期なのに、頭の中だけそのガタガタのリズムで生きていたとしたら、人間の心も体も自然と調和できなくなってくるのは当然ですよね。
体内時計という言葉をよく耳にします。
週末になって夜更かしし、昼間で寝てしまったりすると、体調が悪くなったり、一日テンションが上がらなかったりという経験はありませんか?
そういうときに、「体内時計が狂ってしまった」なんて言い方します。
そう、私たちには、時計で示される機械的な時間以外に、自然に沿った体内時計というものがあることを、私たちは知っているのです。時計を持たない鳥たちが、毎日同じ時間に鳴くのは、鳥たちが体内の時計に従って生きているからです。
自然のリズムと一致していないことでおこる、自律神経の狂い、自然との不調和。
今教えに行っている高校の生徒たちが、平気でゴミを机の上に散らかして教室を出て行ったり、すぐにキレたりするのも、不規則なカレンダーによってプログラミングされ、自律神経が狂い、自然と調和してないためだ、ということがわかると腑に落ちます。どうして机の上にゴミを置いていったらだめなのか、それは、理由を知らないからではなく、そこに無感覚だからなのでしょう。毎日テレビや新聞で報道される、信じられないような残酷な事件、環境破壊、戦争、金融システムの崩壊・・・すべてが自然との不調和の結果だということが解かります。
13の月の暦をベースにした28日周期のコズミック・ダイアリーを毎日つけることによって、人間の体も心も自然のリズムによるプログラミングに変更できる。
それを使うと、自然と調和してくる→自律神経が正常になってくる→心もからだも元気になる→生理不順も治る(女性のユーザーから実際信じられないくらい多くの報告があるそうです)→シンクロニシティ(話したいと思った相手から急に電話がかかってきたり、知りたいと思った情報がすぐに目に飛び込んできたり)が死ぬほど頻繁に起こる→環境意識が変わる・・・等、その恩恵は計り知れないとのこと。
最初はその良さを頭で理解して使い始めたダイアリーも、今でやっと4ヶ月ぐらい。
少しずつですが、“理解”から“感じる”に変わってきました。
執着心、不安といった負の感情が自分の中からどんどん消えていくのも当たり前、ということも、今では十分というほどよくわかります。
また、自然とチャネルすることが、音楽、芸術に関わる者にとっていかに大切かということも。芸術とつながるということは、見えないものとコンタクトするということ。自然との調和から生まれた芸術、それを作った人の見えたこと、聞こえたこと、感じたこととシンクロするからそこに感動が生まれるのでしょう。
長くなってしまいましたが、コズミック・ダイアリーの魅力はまだまだ語りつくせません。
また気づいたこと、学んだことをどんどん書いていこうと思います。
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