という認識が私たちの中にありますが、実際はそうではありません。
「私たちが観察したものだけが物質化現象となる」
というのが本当のところです。
つまり、自分に関係なく存在する現実(ホログラム的幻想)はありえないのです。
このことが「あーなるほど」と少しわかった経験があります。
ずっと前ですが、ある人(Aさんとします)とコンサートに行きました。
コンサートが始まる前に私だけトイレに行って席に戻ってくるとAさんが、
「今さっき、前にいるあのおじさんが『自分の席を取られた』といってすごい剣幕で怒ってたんだよ。怖かった~」
と興奮気味に話していました。
休憩のときはサロンのソファに座って二人でお茶を飲みました。
休憩が明ける前に席に戻ったとき、Aさんが、
「さっき受付のスタッフに文句言ってた男の人、すごく怒ってたよね~。」と言ってきました。
「え、そんな人いたっけ?」と私。
パンフレットを読むのに集中していたため、まったく気づいていませんでした。
帰りの電車の中でも、同じようなことが起きました。
私が疲れて眠っている間に、電車の中で二人連れのうちの一人がすごーく怒ってもう一人に文句を言ってたそうです。
その日は、一緒に行動しているにもかかわらず、Aさんだけが“怒りのショー”を繰り返し観察するに至りました。
私たちが同じ空間にいるように見えて、同じ空間を経験していないのはあきらかです。
360度すべて自分の意識の投影なので、AさんはAさんの怒りを外側(ホログラム的幻想)に見たことになります。
これは「自分の中の怒りと向き合っていますか?気づいていますか?怒ってはいけないと思い込んでいませんか?」というメッセージです。
「どうも最近怒りを表出している人ばかりに出くわすな。周りの人が怒ってるな」というときは、本当は自分が怒りを表出したい(けどできない=抑圧)ことを誰かがやってくれている(=投影)、と読み解きます。人は、自分の中にあるものしか認識できません。
私もその少し前に、外側にたっぷりと“怒りのショー”を見せられたことがあり、自分の中の抑圧していた怒りに気づき、向き合うという作業をしていました。
そのおかげで、その日私は外側(ホログラム的現象)に“怒りのショー”を観る必要がなかったようでした。
このように、現実は自分と無関係にあるのではなく、自分がわざわざ選んで周波数を合わせて観察しているホログラムなのです。
自己愛を高め、主体性を持てるようになってくると、ホログラムを変えたりコントロールすることがどんどん簡単になってきます。
どうせ観るのであれば、愛がいっぱいの楽しい現実(=夢)を観たいですもんね。
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