あなたの人生に今あるものはすべて、あなたが引き寄せたものだという法則です。
この法則については、リンカーン、アインシュタイン、ベートーヴェン、エマーソン、ニュートンや他にも数え切れない偉人たちが、あらゆるところで言葉を残し、語っています。
この「引き寄せの法則」については私も何冊も本を読みました。
日常的に自分が考えていることが現実になる、ということはよーくよーくわかったつもりです。
しかし、日常的に自分が何を考えているのかに気づくことや、その考えをコントロールすることは本当に難しいことだと痛感しています。
ほとんどの人が「欲しくないもの」について考えているといいます。だから、「何でいつもこうなんだろう」と思い悩み、その悩みのエネルギーがさらに新たな現実を引き寄せ・・・、と、悩めば悩むほど変わらない現状、もしくは災いを引き寄せてしまうようです。
今日ご紹介する本は、ブレンダさんというＥＦＴ－Ｊａｐａｎの代表者が書いた『すべての望みを引き寄せる法則』という本です。
今まで読んだ「引き寄せの法則」関連の本の中では、私は一番お薦めかもしれません。。
たいていの本では、「肯定的なアファーメーション（宣言）を唱えるのが大切」「引き寄せたいものをリアルにイメージしよう」とアドバイスしていますが、否定的な思いが強い場合、アファーメーションを唱えても、望みの状態をイメージしようとしても、「でもね・・・」「とはいってもね・・・」とやはり長年連れ添ってきた否定的な思いの強さには勝てないものです。いくらこの法則を試そうとしても、ネガティブからポジティブへのハードルが高いと、ジャンプしても届かずあえなく脱落～となってしまいます。
そして、今までどおりの「人生の自動運転」を続け、ほしいものが入ってこないのが当たり前、になってしまうのです。
この本の中では、この「引き寄せの法則」にＥＦＴというセラピーを組み合わせるテクニックを紹介しています。
ＥＦＴとはEmotional Freedom Techniques（感情解放テクニック）の略で、そのテクニックの基礎をロンドンのカウンセラー養成コースでも学ぶことになっているので、今予習しているところです。
このセラピーは、西洋の従来の心理療法における考え方と、鍼など東洋医学に対する考え方を合体させたエネルギー心理学のメソッドで、現在、その驚くべき効果にとても注目されているそうです。
顔や体のつぼを指でタッピング（とんとんと軽くたたく）しながら、自分のネガティブな感情や思いを解放していくというものです。
ＥＦＴのいいところは、まずとてもとても簡単で、小さな子どもでも一人でできる療法だということです。
そして、場所も選ばず、時間も費用もかからないのがいいですね。
ＰＴＳＤやうつなどの重い心理的疾患であれば、ＥＦＴプラクティショナーの助けが必要でしょうが、不安・恐れ・悩み・イライラの解消、モチベーションや集中力の低下、緊張の緩和、中毒を癒す、などのことは一人でやっても十分治療効果があると本には書かれています。
副作用は、眠気と喉の渇きぐらいです。
昨日実際やってみたら、本当に異常なほど喉が渇いて、その後水をがぶがぶ飲んでも渇きが止まらないぐらいでした。しかも、１時間ほど絨毯の上でウトウトしていました。
これほどシンプルなのに、驚くほどの効果があるなんてウソみたいですよね。その効果を信じているいないにかかわらず有効だというのですから、試して損はないと思います。
そして、このＥＦＴの手法を「引き寄せの法則」に活かすと、欲しい現実にブレーキをかけるネガティブな思いを溶かし、人生を望みどおりに創造していくことができるというのです。
この本の気に入ったところは、
○ ネガティブな思いへの対処法が書かれている。ネガティブな思いに集中してセッションを行なうため、無理にポジティブになる必要がない。つまり、無理がない。
○ たった一度のお試しで、効果を実感できた。（でもね・・、だけどね・・・、という馴染みの感情があまり湧いてこなくなった）
○ 「引き寄せの法則」についてとてもわかりやすく、詳しく書かれているので、たとえタッピングなどに興味がなくても大きな収穫がある。ＥＦＴと引き寄せの法則二つが一度によく分かり、お得感がある。
自分はどちらかというと、ネガティブだ、でも現状を変えたいという人に特にお薦めです。
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ホ・オポノポノと組み合わせるとより効果が実感できるかもしれませんね！
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