
遅ればせながら、先月の国士舘高校芸術鑑賞会のご報告です。
前半はピアノ、ヴァイオリンと共にボーカルアンサンブル、後半は有名オペラアリアのステージ(寸劇をはさんだ)を創りました。全体を通して、女優のいずみひなさんに曲目の解説などをナビゲートしていただいました。
学校からこの企画のお話を聞いたとき、生徒にナマのホンモノの音楽の感動を味わってもらいたい一心で安易に引き受けてしまったものの、ステージのオーガナイズ、プロデュースに関してはまったくのど素人、出演者やスタッフの方々にいっぱいご迷惑をかけながら、不安やプレッシャーをかかえながら、大奮闘の数ヶ月でした。
しかし、本当にすばらしい出演者やスタッフに恵まれ、皆さまの寛大なお心にサポートしてもらいながら、とにかく一番の目的である、高校生に感動を!を達成することができました。
早速翌日の授業で、まだ記憶に新しいうちに率直な感想を書いてもらったので、紹介します♪♪
「知っている曲が多く、それを生で聴けたのがよかった。ザラストロの歌、夜の女王の歌の対比が印象的だった。司会の内容はインパクトがあって話の内容にも引き込まれてよかったと思う。(男)」
「オペラ短かった。もっと見たかった。省略なしがよかった。(女)」
「はくりょくあったりゆったりめがあったり、魅力的な曲ばっかだった。夜の女王を歌っている人がうまくてすごかった(女)。」
「先生のドレス姿似合ってました。カノンも四季もサウンド.オブ.ミュージックも好きな曲だったので、聴いていて楽しかったです。普段の声からは考えられないような声でした。私はトゥーランドットのが一番楽しみました。でも、カルメンのハバネラも面白かったです。歌手の人が男子をそそのかしてる様が笑えました。反響板なかったみたいですが、今度はちゃんとしたホールで見たいです。(女)」
「中学校の授業で聞いたことがある曲が多かった。とても上手かった。司会もおもしろかった。(男)」
「聞いたことなかったけど、よかったです。司会笑った(男)」
「みんなすごくうまかった。先生もうまくてびっくりした。自分的には最初のコーラスのカノンが一番よかった(男)」
「1部コーラス、2部オペラの2部構成で、有名な曲を演奏していてよかったです。すごくビブラートとかハーモニーがきれいだったのに、建物が合ってなくて残念だった。近くのホールとかなんで学校が借りないのかわからなかった。夜の女王のうたがやっぱり印象に残っていて、ソプラノの歌手の人はすごいなと感じた。闘牛士のうたのときも、アルト?の人が後ろから出てきたり面白かった。司会は少し聞き取りにくかったかな・・・と。でも、説明とかあったのは、どういうキャラか理解できて良かったです。(女)」
「クラシックをしっかり聴いたのは初めてでした。正直寝てやろうと思っていましたが、すごい夢中になってしまい最後まで楽しみました。オペラは特におもしろかったです。あと、音楽の先生が可愛かったです。(男)」
「行きたくなかったケド行ってみたらけっこう良かった。けっこうオペラを気に入った。もっともっとオペラを知りたくなった。司会はテンション上がり過ぎ(女)。」
「すごかったです~☆まおうが好きでした。enjoy~!(女)」
・・・と、概ね大好評のようでした♪♪
夜の女王のアリアは、やはりインパクトがあったみたい!
後輩のすみちゃんに、わざわざ関西から歌いに来てもらった甲斐があったわ♪
ドレス着てヘアメイクしてもらって、いつもと全然違う美しい(笑)先生の姿も新鮮だったみたい。
参加していただいたアーティストの方々に対しても、それぞれみんなが魅力的で実力のある方ばっかりだったので、生徒たちもとても好感を持てたようでした。
廊下を歩いていると、教えていない、全然知らない生徒でもいっぱい声をかけてきて、「あ、昨日のソプラノの先生ですよね!すごくよかったです!」と、1夜にして国士舘高校での知名度がアップしてしまいました(笑)。
高校生、とにかく細かいところまで聴いたり見たりしていて、すごいです!「今、ここ」を楽しんだみたいです。みんなにちゃんとTime is Artが届けられ、幸せ。

フィナーレは全員で《こうもり》のシャンパンソング!

同じくオペラ《こうもり》の中のアデーレの笑のアリアを歌っています。