こんばんは!
前回3回にわたって、コア・トランスフォーメーションのプロセスをご紹介してきました。
自分の中の「困った部分」と仲良くなる~コア・トランスフォーメーションのすすめ自分の中の「困った部分」と仲良くなる~コア・トランスフォーメーションのすすめ②パートの目的を知る~コア・トランスフォーメーションのすすめ③今日は、私がだいぶ前にコアトラを使って自分の中のパートに取り組んだ時のメモをご紹介します。
最近はずっとコアトラすることがなかったので、これがいつのものだかさっぱりわかりません!
でも、久々に読み返してみて、コアトラすごく効き目があるなあ!と改めて実感しました。
そーいえば、あの時はこんなことで苦しんでいたんだ・・・(遠い目・・)。
コアトラ、恐るべし!
取り組んだパートは、その時のメモでは
「セミナー、ワークショップ、本などにどんどん投資してお金がなくなっていくことに不安になるパート」となっていますが、よく考えたらこれ本来は2つのパートとして扱うべきだったな。
「セミナー、ワークショップなどをどんどん体験したいパート」と、
「お金が無くなっていって不安になるパート」は別のパートでしたね。ま、いっか。
赤い字は、心の中でパートに問いかけている質問で、鍵かっこの言葉のみメモしています。
Q.私のために何を望んでいるの?「人々の信頼を勝ち取ること」
↓
Q.人々の信頼を勝ち取ったら、どんないいことがあるの?「両親や身内(のような人)に信頼してもらえる」
↓
Q.両親や身内に信頼してもらえることで得られる、より高い目的は何?↓
「もっとたくさん与えてもらう」
↓
Q.もっとたくさん与えてもらうことで得られる、より高い目的は何?「愛されているという実感」
↓
Q.愛されているという実感を得たら、次に望むもっと大切なものは何?「自信」
↓
Q.自信を充分に得ることで、次に望むもっと重要なことは?「行動力。迷わず前進していく強さ」
↓
Q.迷わず前進していく強さを得て、行動していくことで次に何を望むの?「尊敬。認めてもらうこと」
↓
Q.十分に尊敬され、十分に認めてもらったら、次に何を望む?「多くの人に応援してもらう、サポートしてもらう」
↓
Q.多くの人にサポートしてもらうことで得られる、より高い目的は何?「制限を取っ払って拡大していく」
↓
Q.制限を取っ払って拡大していくことで得られる、より高い目的は何?「リーダーシップ」
↓
Q.リーダーシップを充分に手に入れたら、次に望むもっと重要なことは何?「尽きることのない、無限のパワー」
↓
Q.尽きることのない、無限のパワーを得ることで、次に欲しているもっと重要なことは何?↓
「自分がソース、創造主である、という感覚」
これ以上望むことがなかったのか、メモはここで終わり。
コア・ステートで言うと、「宇宙との一体感(oneness)」に近いものを感じていたと思う。
コアトラのすごいところは、その出てきた答えを実際に
体験している、ということです。
言葉は単に、体験につけたラベルでしかありません。体験がなかったら、言葉は空虚なものになります。
コア・ステートに達した人が、自分が体験していることをどう言ったらいいのかわからないという場合があります。どんな言葉を使っても、〝充分″ではないからです。
(コア・トランスフォーメーション P.36)コア・ステートに到達すると、身体的な変化が起きます。
リラックスする、肌の色がよくなる、呼吸、脈が安定する、顔の表情が穏やかになる、、、
これは自分自身でも非常によくわかりますが、セッションでクライアントさんにやっていても、コア・ステートに達した時の身体的な変化はよーくわかります!
この体験を覚えて、よく味わっておくことは、身体にも心にもよいサプリメントとなります。
コア・ステートについては、名前は違えどいろんな書物に出てきますね。
例えば、
ユーフィーリング! ―内なるやすらぎと外なる豊かさを創造する技法
の中に出てくるユーフィーリング(「純粋な気づき」からやって来る無限のやすらかさ)とか、シータヒーリングの第7層とか、深い瞑想状態とか、全部同じ状態を言ってるのだと思います。
そしてこういう状態に慣れ親しんでくると、根拠のない自信とか安心感が日々の暮らしの中で確実に増えてくるのがわかります。
あとですね、コアトラをやっていると、人それぞれ頻出するキーワードみたいなものがあるんです。
私の場合、どんなパートでやっても「信頼」「信頼を得る」といったキーワードがなぜかよく出てくるんですね。
ここから見えてくるのは、「信頼」が欲しい、ということは、私の中で「信頼」が欠けている、という感覚がまずあるということなんです。
そうすると、例えば「裏切る(られる)ストーリー」「人間不信のストーリー」「信じてもらえないというストーリー」など「信頼」をテーマにした出来事を、好んで人生の中で体験することになるのです。
無意識の層にある自己概念や観念体系が人生の脚本を作っているわけですが、コアトラを使うと、どんなストーリー(カルマ)があなたの人生に影響を及ぼしているか突き止めることができます。そして、それはすべて手放すことができるのです。
さて、一つのパートに取り組む時間は、早いときはほんの数分ぐらいです。
ほんの数分で夢のような至福の状態に到達できるなんてすごくないですか??
(本当に回路が繋がったら、瞬間にいけますけど)
しかも、そこに連れて行ってくれるのが、まさか自分の嫌いな部分だったなんて!!
これだけで、もう無意識のレベルでは大きな変容が起こっています。
しかし、ここでまだ終わらないのが、コアトラのすごいところ!
次回もまだステップの紹介続きます!



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昨日は、コア・トランスフォーメーション・プロセスの最初のステップ、「取り組むパートを選ぶ」、「パートと出会う」を説明しました。
さて、今日は、そのパートと対話しながら、パートが最も欲しいものは何かを探っていきます。
ステップ3【そのパートの目的を知る】① 目をつぶりリラックスした状態で、取り組むパートにたずねます。
「あなたは、私のために何を望んでいるのですか?」答えは、自分で考え出すのではなく、内側からやって来るという感覚です。
すぐに答えが返って来ることもあるし、時間がかかることもあります。
答えが返ってきたら、それをノートに書き留めておきます。
②それからまたパートにたずねます。
「もしそれ(①の答え)を充分に持つことができたら、そこから次に望むもっと重要なことは何ですか?」答えが出てくるのをじっくり待ちましょう。
②の答えが出るには、その前に出てきた答えを充分に完全に持っている(目的に到達した)状態を、パートにまずじっくり味わってもらう必要があります。
出てきた答えはすべてノートに書き留めておきます。
答えがポジティブなものであったら、自分にとって有益な意図を持っていてくれていたことについて、パートにたっぷり「ありがとう」と言いましょう。今までじゅうぶんに嫌ってきたのですから、パートはものすごく怒っているか傷ついているものです。。。
③ パートに対して「何を望んでいるのか」を繰り返し問い続けていくと、これ以上は望むものがないという〝ある状態”に到達します。
それまでたいていのパートが最初の方で欲しがるのは、
「守ってもらいたい」とか、
「尊敬されたい」とか
「愛されたい」とか、
「人から認められたい」とか、
「成功したい」とか、そういう外面的環境に〝依存″するものです。
それがある時点から、もっと内なるもの、根源的な状態(〝
コア・ステート″と呼ばれる)を欲するようになるのです。
このプロセスの開発者が何百人もの人のパートと取り組んだ結果、大体大きく分けて5つのグループのコア・ステートに到達する、ということがわかりました。
【5つのコア・ステート】
1.ただ在ること(Being)
2. 内なる安らぎ(Inner Peace)
3. 愛(Love)
4. あるがままでだいじょうぶだという感覚(OKness)
5. 宇宙との一体感(Oneness)
これらの状態がどういうものか、どうやったらこの状態に到達できたとわかるかは、
コア・トランスフォーメーション:癒しと自己変革のための10のステップ
←この本で、詳しーく知ることができます。
ここまでのプロセスでわかることは。。。
○私たちが好ましくないと思っている自分の中の「困った部分」が
本当に望んでいたもの、それがコア・ステートという最も深くて普遍的な体験だったということ。
○私たちはみな、コア・ステートを体験したいと深いところで望んでいる。しかし、誰もその体験を手に入れたいがために、意識的に食べ過ぎたり、イライラしたり、人付き合いを避けたりしているわけではない。こういう自分にとって好ましくないパターンを通してコア・ステートに到達しようとするのは、幼少期に勘違いで作られた無意識の決断である。
○未熟で無知である「パート」は、コア・ステートに到達するには、繰り返しの質問で出てきた答えのすべてのステップを通らなければならないと思っている(が、それはうまくいかない)。
○実際は、コア・ステートは最終ゴールではなく、出発点(常に自分の在り方とすること)にすることができる。
○パートを使ってコア・ステートを発見するというプロセスを踏むことで、パートを受け入れることが容易になる(分裂→統合)・・・つまり「困った部分」が困った部分でなくなり、、、
その結果、取り組んだ行動・感情・反応パターンに大きな変化が生じる!!!!
○到達したコア・ステートの体験をじゅうぶんに味わうことで、私たちは
外的環境に関係なく、いつでもこの状態にあることができる、ということを知ることができる。
以上、コアトラ・プロセスの「コア・ステートに到達する」までのステップをご紹介しましたが、これ実践してみないと、読んで知的に理解するだけではあまり良さが伝わらない?かも。。。
次回は、次のステップ【コア・ステートとともに達成目標の連鎖を逆戻りする】についてと、私が実践したときのノートをご紹介しようと思います!


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今日は、コア・トランスフォーメーション(略してコアトラ)のプロセスをご紹介します。
ステップ1【取り組むパートを選ぶ】まず、コアトラで取り組む自分の中の「困った部分」を特定します。
コアトラでは、この「困った部分」のことを「パート」と呼ぶので、以下「パート」という言葉を使います。
コア・トランスフォーメーション:癒しと自己変革のための10のステップ
↑こちらの本の中では、次のような文章の余白を埋めることで取り組むパートを見つけるとよい、と指示しています。
a.
「私の中のある部分が私に~~(行動)をさせます。私はそれをやめたい」例)衝動的な買い物、過剰な飲食・飲酒・喫煙、頻繁にメールをチェック、部屋を散らかす、人付き合いを避ける、人の世話ばかりする、泣き寝入りする etc...
b.
「私の中のある部分が私に~~(感情)を感じさせます。私はそれをやめたい」例)罪悪感、不安、嫉妬、怒り、悲しみ、自意識過剰、無力感、嫌悪感、孤独感、イライラ、劣等感、焦り、欲求不満 失望感、etc...
c.
「私の中のある部分が私に~~(観念)を考えさせます。私はそれをやめたい」例)この世は不公平だ、○○にバカにされた、私には価値がない、私には絶対にできない、私は嫌われている、損をした、etc...
ステップ2【パートと向き合う】取り組むパートが見つかったら、目を閉じて、リラックスして自分の内面に意識を向け、そのパートと心の中で向き合います。
多くのメソッドでも言えることですが、このようなワークをするときには、「リラックスして内面に集中すること」がとても大切な要素になってきます。
私たちは普段、海の表面の波のざわつき(思考)にばかり気をとらわれて、海の底の静けさ(無意識、ワンネス)をなかなか意識できません。
そして、表面の波のざわつきにとらわれているうちは、いつまでも同じ問題を抱えたままになります。
自分の行動や感情、反応パターンを変容させるには、深い海の中(普段意識していない心の領域)にアクセスすることが一番の近道になります。
ワークをするときは、最初は一人で落ち着ける場所を選び、深い海の中に潜っていく感覚で自分の内面に向き合っていくとよいでしょう。
そして、あなたの内側にある、その取り組むパートに意識を向けていきます。
それは、一つの生き物のようなものです。
するとそのパートが、「ここにいるよ」と存在を示すために、何かサインを送ってくるかもしれません。
落ち着かない感じ、緊張する感じ、悲しい感じ、泣きたい感じ、、、
何かのイメージ、言葉、メッセージ、音、、、
お腹がギュッと固くなる感じ、胸のあたりのざわざわした感じ、、、
そういったサインに気づきます。
このようなサインに気づくということが、そのパートを認めることを容易にします。
このように、まずはそのパートを認め、受け入れることが大切です。
今まではずーっと無視してきたのですから、見つけて光を当てるだけでも十分な癒しになるのです。
自分に置き換えてみても、人に無視されることって一番辛いことであり、誰かに思い出してもらうとか、ただ存在を認めてもらうことだけでも充分に安心に繋がるということがわかります。
ですから、まずはそのパートにスポットライトを当てて、もしできたら「今まで無視してきて(or嫌ってor受け入れられなくて)ごめんね」と伝え、「私のために存在してくれてありがとう(たとえあなたがまだ、そのパートが何らかのポジティブな目的を持っていると知らなくても)」と感謝の念を送ってみる、ただそれだけで、パートはあなたの強い味方に変容することがある、と覚えておいてください。
「認めるとか受け入れるとか、感謝の念を送るとか、よくわかりません」
という人は、そうしている
つもりで充分です。
ここまでがファースト・ステップで、次回からこのパートがあなたをもっと深い至福の状態へと導いてくれるプロセスをご紹介していきたいと思います。


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自分の中のどうしても認めたくない「困った部分」を、多くの人はいくつも持っているものです。
例えば、
すぐ怒ってしまうところ、
とか、
社交的でないところ、
とか、
ついつい食べ過ぎてしまうところ、
とか、
他人の意見に振り回されるところ、
とか、
がんばれないところ、
とか、
くよくよしてしまうところ、
とか、
素直になれないところ、
とか、
継続できないところ
とか、
人目を気にしてしまうところ
とか。。。
いろいろあると思うんですけど、
そんな「困った部分」に対して、私たちが無意識に示している態度は、
「おまえのせいで私の人生うまくいっていない。おまえなんかいらない。出ていけ」
といったものです。
自分の中に敵を作っている状態。
内側で戦っているんだけど、勝っても負けても苦しいのは自分なんです。
【コア・トランスフォーメーション】というテクニックは、そんな自分の中の「困った部分」と対話しながら、その部分と仲良くなっていくことで、無意識の心の層を変容させていくプロセスです。
コア・トランスフォーメーション・プロセス(以下コアトラ)では、どんな「困った部分」にも必ずポジティブな目的がある、と考えます。
つまり、あなたのためを思って存在してくれているのです。
そんなこととはつゆ知らず、あなたはできるだけその「部分」を遠ざけようとしてきました。
しかし、遠ざけようとすればするほどその「部分」は歪んでバランスを欠いて、あなたを困らせる存在になるということに、ほとんどの人は気づかずにいます。
だからといって、「その『部分』はあなたの味方なんだから、今すぐ好きになりなさい」って言われても無理ですよね。
「コアトラ」のプロセスを使うと、敵だと思っていたその「困った部分」が、本当はあなたの味方だった、ということがわかり、その部分が愛おしいと思えるようになります。
すると、内側で「分裂」していた部分が、本来の自分の中に「統合」されるのです。
この「統合」というのが、癒しのキーワードなのです。
では、次回からプロセスを紹介していきますね。


このブログでは、バイロン・ケイティの4つのワーク、セドナ・メソッド、ホ・オポノポノ、EFT、書く浄化法、脱マネーゲームのプロセス、フォーカシングなど、シンプルかつ効果の高い素晴らしいメソッドをいくつか紹介してきましたが、この『コア・トランスフォーメーション』も他のワーク・テクニックに負けないぐらいすんばらしーメソッドなんです!!
興味のある人は、自分ひとりでもできます。
この本に詳しくやり方書いていますので、読んで実践してみてくださいね。
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