東京での勉強会二日目は、「ウツへのアプローチ」でした。
(一日目は
こちら)
とてもデリケートなテーマですが、向き合ってよく知ることがとても大切だと思いました。
学んだことをここにシェアします。
○ 人はみんな「鬱」の要素を持っている。
○ 人生に一度や二度、人は鬱状態を経験している。
○ 1999年にSSRIと呼ばれる抗ウツ剤が発売され、その後6年の間にうつ病患者が急増(2倍以上)。
○ この世は、陰陽のバランスで成り立っている。ゆえに、すべてのユニット(家族、社会、日本、世界)が陰陽のバランスを取っている。(躁のような性格の親がいたら、子どもが引きこもりだったり)
○ ウツになったらとことん底(陰の極限)まで行ってしまった方が戻りが早い。(薬などで底までいけないから長期化する)
○ ウツのエッセンス(暗い、重い、孤独、じめじめ、無気力、死)を否定しないこと。怖がらないこと。(この世になぜ昼と夜があるのか)
○ ウツになって初めてできることがある。(何も活動しない。何も考えない。)
○ スピリチュアリティの観点から見て、ウツはシャーマン(サイキック能力が開いている人)になるための通過儀礼。
○ 自分の人生を生きていない、ということに気づくための通過儀礼。
○ 大きなエネルギーブロック(性的エネルギーなど)がある。
まとめるとこんな感じでしょうか。
あと、ウツへの総合的なアプローチとしては、食事・運動など生活習慣の改善、呼吸法(ヨガ、気功)、ヒーリング(エネルギーワーク)などがありました。
白砂糖を多く摂取すると、気分のアップダウンが激しくなるので、要注意。
腸のクレンジング、肝臓のデトックスなども対処法として積極的に取り入れるといいみたいです。
セロトニンがいっぱい出るためのヒーリングも教わり、ペアワークで体験しました。
気持ちよかったです。
・ ・・というわけで、1日目はリバーシング(再誕生)、2日目はウツ、ととても濃い週末2日間の勉強会を経験し、視野がぱーっと広がった感があります。
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イギリスでのカウンセラー養成セミナーが終わり、昨日帰国しました!いや~、思い切って参加して本当によかったです!!
秋のロンドン、少し寒くて雨が多かったですが、やはりヨーロッパの風景はいいです。
そんな異国の環境で、自分の興味のあることを毎日朝から晩まで勉強できるってなんて幸せなことでしょう。
メイン講師の溝口あゆかさん、コーススーパーバイザーの酒井麻実さん、イギリス人講師の方々は、惜しみなく叡智を与えてナビゲートしてくださる、本当に尊敬できる素晴らしい方たちでしたし、共に勉強した仲間たちやコースをサポートしてくださるスタッフの方々もとても親しみやすい魅力的な方ばかりでした。
さて、今回の講習では本当に書ききれないほどたくさんの学びがありましたが、その中でも特筆すべきは、
マトリックス・リインプリンティングというイギリス発のテクニックを学べたことです。これは簡単に言ってしまえば、
過去にあったいやな思い出、記憶を塗り替えることで、現在にも影響しているネガティブな感情やトラウマを解放していく、といった画期的なテクニックであります。
ドラえもんもびっくり!タイムマシーンを使わずに(笑)過去の記憶を塗り替えちゃうんですよ!すごくないですか!?
私は先生が行なうデモセッションでも、または受講生同志が行なうセッションでも、本当にその人が子どもの頃(や過去世)に体験した恐怖や怒りの体験、恥ずかしかった出来事を、幸せで安心な出来事として塗り替えていく瞬間を何度も目撃して、ものすごい感動と衝撃をうけました。こうやって文章に書いてもなんのリアリティもなく、実際体験してみないとこの素晴らしさは伝わらないと思いますが。
※このセラピーについては、先生の溝口あゆかさんがもう少し詳しくブログに書かれているので、そちらをぜひお読みください。→
マトリックス・リインプリンティングしかし、このコース中に先生が何度もおっしゃったのは、カウンセリングの理論やテクニックの習得以上に、
まずカウンセラー自身が自分の深いレベルの意識を知り、自己愛を高めていくことが最も大切なことだということでした。
カウンセラーの仕事は、クライアントさんが自己を見つめ、自己愛を高めていけるようにナビゲートしてあげること。そのためにはカウンセラーがまずそれをできなくては、そのお手伝いができるはずがないというのはごもっともな話です。
このセミナー期間中も前回の内観のときと同様、自分の内側を深く見つめ、解放し、浄化するという普段はなかなか行なえないことを2週間じっくり行ないました。そのおかげか、期間中に大風邪を引き高熱を出したり、生理が10日も早く来たりと体のデトックス反応もすごかったんです。心も体もすべてがエネルギーですからね。それをよくわかっているみんながニコニコしながら「浄化だね~」「よかったね、おめでとう」なんて言ってくれるものだから(一般社会ではありえないけど笑)、お蔭で高熱で体が最高潮にだるくてもいつものように後ろ向きでふさぎ込んだ気分にならずに比較的楽に過ごせました。
滞在中は、ロンドン在住の大学時代からの友人宅に宿泊させてもらっていましたが、夜は友人や旦那様が作ってくれる美味しい家庭料理と楽しいおしゃべりで癒され、2歳のかわいい娘ちゃんに癒され、居心地の良いゲストルームで毎日ぐっすり快適に眠ることができ、本当にラッキーでした。3度目とはいえ不慣れな外国での滞在を温かくサポートしてもらえたこと、とてもとてもありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
セミナーでの学びについては追ってまた少しずつみなさんとシェアしていきたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね!
では今日はこの辺で!

シャロン先生によるEFTデモ・セッションの様子
今日、注文していた一冊の本が届きました。
A Course In Miracles
非常に分厚い洋書です。日本語訳はまだ出ていません。
手にするだけで、すごいポジティブなパワーを感じます。
そんな気がします。
http://ayuka-healingspace.com/acim.htmコロンビア大学に勤めていた心理学者Helen Schucmanがイエス・キリストが現代に向けて発信したメッセージを何年にも渡って聞き取って書いた教えの本です。
従来の聖書にもイエス・キリストの教えは書かれていますが、何度となく改ざんされた上に、その当時と今では人の問題も悩みもまったく質の違うものになっているので、聖書の教えが現代の私たちに合っているかというとそうではないみたいです。だから、イエスがわざわざ現代向けの(そして改ざん前オリジナルの)メッセージをそのような形で私たちに発信してくれているというのを、私は全く疑わず受け入れることができました。
このA Course in Miraclesの教えに基づいたスピリチュアル心理学のカウンセラーの資格を取りに、来月中旬より2週間ロンドンへ行きます。
ここ数年間、心のしくみ、問題や悩み解決ということに興味を持って追いかけているうちに、自分だけでなく、人の問題や悩み解決の手助けをしたいと強く思うようになりました。
癒し、ヒーリングなどの言葉がよく聞かれるようになりましたが、そのためのテクニックやアプローチはたくさんあります。レイキ、ホメオパシー、フラワーエッセンス、オーラソーマなどなど。
自分の興味や得意なことを考えると、体に向かって働きかけるものよりは、人の話を聞いたり、潜在意識など心に働きかける手法の方が自分に合っていると思い、ずっと自分にぴったり合うテクニックやアプローチを探していましたが、このイギリスにあるHolistic Healing Collegeのカウンセリングのアプローチを知ったときに私の中でピンポーンとベルが鳴りました。
もともと、ここで教鞭をとっておられるヒーリング・カウンセラー溝口あゆかさんの著書を6,7年まえぐらいに読み、そのときに自分自身に変革が起き、それ以来彼女の影響を受け続けていますので、結局その原点に戻るといった感じです。
私は過去に2度、ロンドンに行ったことがあります。そのときは音楽の勉強をしていましたので、その論文の資料集めのために行ったのですが、そのときの論文の内容は、イギリス・バロック音楽に表現される「狂気」についてでした。一見全く違う目的で勉強をしにいっていたように見えますが、そのときから「心の問題」というものに着目していたんだなーと思うと、やはりすべての出来事には意味があり、つながりがあるのだと思わざるをえません。
ロンドンにカウンセラーの資格を取りに行く、という思い切った行動も、かつて数ヶ月でもロンドンに滞在したという経験がなければ、まったく考えなかったかもしれません。
というわけで、10月の頭には戻ってきますが、その後課題や論文提出など帰国後もコースは続きますが、認定されると晴れてカウンセラーとしての第1歩を踏み出すことができるわけです。いずれは、自らがカウンセラーやセラピストを養成していくこともやってみたいと計画しています(表明!)。
この2週間の学びは、必ず皆さんのお役にも立てるものと確信しています。
日本一の♪歌う心理カウンセラー♪(どっかで聞いたことがある!?)を目指して顔晴り(がんばり)ますので、どうか応援してくださいね!