少し気分転換に、ブログのデザインを変えてみました。
私のエネルギーがアルパカっぽい、らしく、
最近アルパカがマイブームです(笑)。
さて、いきなりですが、
どんな悩みも、心の問題も、最終的には必ず解消できると思っています。
この悩みは一生かかっても解決できない、というものは、一切ない、というスタンスでいます。
私の行っているカウンセリング・セラピーでは、問題の現象そのものを消すことが目的ではなく、
問題を問題と思わなくなる、苦しみが苦しみでなくなる、というところを目指しています。
問題が問題でなくなる・・・これはつまり、その問題に振り回されたり囚われていたり、苦しめられていた自分にパワーを取り戻す、
という作業です(その問題のストーリーから抜け出す、ということもできます)。
パワーを取り戻すことができれば、その問題から今まで見えていなかったたくさんの気づきや恩恵を得ることができますし、
問題そのものを変えるパワーが、自分にあったことも思い出します。
その問題・苦しみを乗り越えると、それが自分にとっての大きなギフトだったということがあとになってはっきりとわかります。
さて、クオレヴォーチェのメインメニューである【ハートトークセラピー】ではどのようにセッションを進めていくかというと・・・
まず、今皆さんの中にどのような悩みがあるのか、変えたい現状は何かをお聞きします。
そこから、カウンセリング形式でいろいろご質問させていただきながら、心の深いところにある「苦しみの根っこ」の思いや感情を探っていきます。
この心の深いところ、というのが、いわゆる“潜在意識”というものです。
潜在意識は人間の意識の95%以上とも言われていますが、普段私たちは、なかなかこの意識にアクセスできません。
この潜在意識に誘うのが、私たちカウンセラーやセラピストの仕事です。
見つかった「苦しみの根っこ」は、意外なものかもしれません。
たとえば恋愛で悩んでいたら、その問題は、幼少期にお母さんから言われた一言による心の傷が「根っこ」になっていたということもあります。
「苦しみの根っこ」が見つかるだけで、そこから解放され、楽になる場合もありますが、多くのセッションでは、その根っこに対して、セラピーで癒しを行っていきます。
私がセッションでよく使うのが、
マトリックス・リインプリンティング、EFT、シータヒーリング、フォーカシング、イメージワーク、声を使った感情解放などです。
(場合によっては、カウンセリングだけのこともあります)。
「苦しみの根っこ」を癒すことで、次第に問題が問題でなくなってきます。
過去の嫌な出来事でさえ、明るいイメージの記憶へと変化します。
繰り返しますが、癒えない苦しみはない、と思っています。
ただ、癒えないように無意識に自分でブレーキをかけている、ということは多々あります。
参考:
癒えてはいけないセッションでは、そのブレーキも丁寧に見つけて、安全に外していきます。
まずは、外しても大丈夫という安心感を得るところからのスタートです。
時々、「何をやっても無理」「もうあきらめた」「私は変わらない・・・」と癒しの作業に失望されている方がおられますが、
解決の糸口は、探せば必ず、必ず見つかりますので、ぜひあきらめないでいただきたいです。
人によっては、もしかしたら時間がかかる場合もあるでしょう。
玉ねぎの皮を1枚1枚剥がすように、それは本当にゆっくりかもしれません。
それでも、「変わろう!」、「今より楽になる!」と癒しにコミットすることで、
私たちは絶対に光に向かっていくことができます。
それと依存型、自立型、ということについても言及しておきます。
依存型の人の特徴は、自分以外の誰か・何かが自分を癒してくれる、と無意識に思っているということです。
この場合、自分はパワーレスで、外側にパワー・絶対を求めます。
セラピスト、教師、本、教え、セラピーツールなどに正しさ・絶対・理想を求め、
それによって、自分をパワーレスな状態にとどめておきます →なかなか癒えません。
依存型と思われる方は、まず自分にパワーを取り戻し、誰か・何かが特別である、という幻想を手放していきましょう。
一方、自立型の人の特徴は、何がなんでも自分一人で解決する、しなければ、と思います。
人に頼る、という選択肢がありません。
しかし、「問題を作った脳で、問題を解決することはできない」と、たしかアインシュタインも言ってたと思いますが、
自分の思考パターンで問題を解決しようとしても、盲点はいつまでも盲点なのです。
私も、人のカウンセリング・セラピーはできるのですが、なかなか自分のことは見えずらいものだなあといまだに思っていて、
何か引っかかりが出てきたら、パートナーにカウンセリングをしてもらうこともよくあります。
そうすると、自分自身でモヤモヤしているより、解決がずいぶんと早くて楽です。
自立型の人は、人に頼る、という選択肢も視野にいれてみてくださいね。
いずれにしても、セラピスト、教師、セラピーツール、セオリー、ただの道具です。
掃除するのに、掃除機があれば便利だね、というものであり、
特別なもの、絶対的なもの、自分よりパワーのあるもの、世の中にはありません。
どんな悟った人だろうと、どんなカリスマセラピストだろうと、自分以外の人をアイドルにしたてて崇拝したり理想を求めるべきではありません。
自分を癒すのは、あくまでも自分自身です。
そこをふまえて、セラピーなり人なりセオリーなりを有効に活用していければいいかと思います。
【9月の東京セッションお知らせ】
すでにお知らせしているとおり、
4日~6日、東京にて個人セッション(ハートトークセラピー)を行います。
まだ若干あいている枠がありますので、
ご興味のある方は、ぜひこの機会にご活用ください。
料金:12000円/90分(部屋代込み)
場所:新宿のレンタルサロン
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先日、「癒しのセルフワークをたくさん学んできて、やろうとおもうけれど、実際はまったく手に着かない」というご相談を受けました。
わたし自身、より楽に、幸せに生きるために、日々自分と向き合う時間を作ってくださいとお伝えしています。
そのためのツールもいろいろ知っているので、お教えすることもあります。
瞑想法、呼吸、感情解放、内観、イメージ法、ボディワーク、、、
確かにわたし自身も長期間に渡りたくさんセルフワークしてきた結果、
心が癒され浄化され、生き方も環境も大きく変化してきました。
でも、
「セルフワークをすれば、早く楽になる」
はある意味真実かもしれませんが、
「セルフワークをしないと、楽にならない」
は、真実ではありません。
真面目な人は、
「ちゃんと日々コツコツやらないと癒されない」
「やりかたは正しいんだろうか、これで本当に癒されるんだろうか」
などという思考に縛られ、
癒されるどころか、余計に苦しくなってしまうこともあります。
まあ確かに「自分と向き合う」というのは、生半可な気持ちではできなく、「変わりたい」というある程度のコミットメントはいるかもしれませんが、、てきとー、いい加減、気が向いたら、、、ぐらいの気楽さがあった方が長続きすると思います。
癒しというのはある意味ライフワークですからね。
趣味ぐらいに思ってちょうどいいかもしれませんね。
それと、セルフワークは、「お金をかけなくても、人に頼らなくても癒される方法あるよ」というぐらいの感覚で付き合えばよくて、
お金をかけてもいいのであれば、どんどんプロのセラピストなりヒーラーなりカウンセラーなりに頼ればいいと思います。
人に頼るのはちょっと。。。という人は、フラワーエッセンスとかアロマセラピーとか、超自然のパワーを使うという手段もありますよ。
究極言うと、何もしなくてもいいかもしれないですよ。
私の親戚の中には、瞑想とかセラピーとか、スピリチュアル・心理学の知識とか、なーんにも知らないけれど、
生きている上での様々な体験の中で、自然に気づきや感情の浄化が起こったのか、
とてもかるーい波動で幸せに生きている人たちもいるんです。
彼らを見ていると、必ずしも誰もかれもが、幸せになるために私がやっているようなあれこれをする必要もないんだなーと気づかされます。
それに、心・意識というのはみんな深いところでは繋がっていますので、
どんどん宇宙全体が浄化され軽くなりつつあるので、
今までに「こうしたらよかった」と言われてきたことが、
これからも「よい」かというと、それはたぶん違うと思います。
私も、あまり今までに修得してきた知識やツールにこだわらず、
上手に新たな癒しの時代の波に乗っかっていければいいなあと思っていますし、
セッションもどんどん進化させていくつもりです。
ちなみに、「セルフワークできない」のご相談者さんに、
「セルフワークなんかしなくてもまったく大丈夫です」とお伝えしたら、
「そういわれただけでとっても気が楽になりました」とおっしゃいました。
まさか、自分を癒すためのものが、自分に刃を向けていたなんてね、、といったところでしょうか。
ヒーリングスペース【クオレヴォーチェ】">ヒーリングスペース【クオレヴォーチェ】のHPはこちら
スマホの方は、こちら
先日の「子宮は語る」の記事の最初にも書きましたが、
私は最近、自分の身体感覚(魂・直感)が優れた人の話を聞くのがとても好きです。
それは、理論や思考というものは、間違った方向にいくことはありますが、身体や感覚というものはウソをつかない、ホンモノをわかっている、ということがだんだんわかってきたからということもあります。
※オーリングテストや筋反射テストというものがありますが、
それも頭は惑わされるけれど、身体はホンモノを知っている、というメカニズムを利用したものです。人がどこか目的地に向かうとき、地図や情報を頼りにして道を間違えることはあっても、
渡り鳥が間違った方向に行くなんてことは考えられませんよね?
地震など災害を予知するのも、人間よりはるかに動物の方が優れた能力を持っていますよね。
本来は私たち人間も動物ですから、当然この動物的な感覚(直感・本能)というものを持っています。
脳でいうと、脳幹※が、この動物的な脳の部分であり、本能・直感・感覚を司っているといいいます。
※爬虫類脳とも呼ばれます。本来は、人間も動物のように地震を予知したり、渡り鳥のように感覚だけで知らない土地でも間違わずに行くことができるはずですが、
現代人の多くは、まさにこの脳幹が眠りこけた状態にあるといいます。
脳幹が眠りこけた状態で、理性の脳の部分(大脳新皮質)ばかりを過剰に使うため、
脳幹からのサイン(本能の声)をかき消してしまっているのです。
この脳幹のしくみや大切さをいちはやく教えてくれたのは、
脳幹セラピーを教えてくれた
高木亮さんなのですが、
彼も、いわゆる感覚人間です。
約10年に渡って続けてきた、ただただ身体感覚に寄り添う、というシンプルな瞑想法と、
脳幹セラピーの組み合わせにより、身体感覚を鋭敏に研ぎ澄ましてきたということです。
その彼がイチオシしていたものが、脳幹活性だったのです。
昨年彼に出会ったころは、私の脳幹はまだかなり眠りこけた状態で、
脳幹からのサインよりも、理性の声に振り回されている方が多かったのです。
そんな私から見ると、彼は“本能と感覚に忠実に生きる人”でした。
本能や感覚にあまりに忠実なので、「え、それ大丈夫?」って思って心配になったりハラハラしたりすることが正直少なくなかったのです。
その頃は理性の声の方がずっとずっとボリュームが大きかったので・・・。
でも、彼が本能と感覚に従って行動すると、結果的に大丈夫、どころか、すごくうまく物事が運んでいったりします。
脳幹からのサインというのは、つまるところ、宇宙(自然、見えない世界、命の根源)からのサインなので、
それに従うと全体と調和して、命をいきいきとさせてくれる方向へと導いてくれるのです。
心配は余計なお世話って感じでした。。。
それで、「私もそういう風に生きられるようになりたい」って、思うようになり、
眠りこけた“脳幹”を目覚めさせるの大切さに着目しはじめたのでした。
私も昨年は脳幹セラピーをせっせとやって、身体感覚に寄り添う時間も意識的に持つようにしてきたこともあり、
今まで理性で抑えつけてきた本能の声というものを、どんどん敏感にキャッチできるようになってきました。
それで最近ちょっと「お!」と思うことがあったのですが、
数か月前に、AmazonのKindle(電子書籍端末)を購入したんです。
それで、いろいろ検索して電子ブックを購入したのですが、
購入した数少ない本の中に、なぜか「脳幹」について詳しく記述された本が3冊もあったのです!
電子ブックだけに、中身が一切見られない状態で購入したので、びっくりしました。
シンクロすごーい!!
私の大好きな山元加津子さんの新刊『本当のことの扉』という本と、
山川あずささんという方の『幸せが向こうからやってくるシンプルな法則』、
そして、一瀬雲雲さんという方の『体外離脱の神秘』という本です。
山本加津子さん(通称かっこちゃん)の本は、もうまさにテーマが「脳幹」。
かっこちゃんの長年の探究と気づきの集大成という感じの本で、涙なくしては読めない感動的な本でした。
「誰にも教えられなくても、脳幹が本当はすべて知っている、わかっている、だから、脳幹がしっかり働いて、脳幹を通じてすべての情報と無意識につながることができたら、病気も治るし、人と人との思いも通じ合うし、宇宙とつながりながら自然と調和した生活をしていくことができるはず!」というメッセージが全編を通して、かっこちゃんの愛情あふれる熱い想いが語られています。
もう一冊の『幸せが向こうからやってくるシンプルな法則』は、いわゆる引き寄せの法則本なのですが、
引き寄せ関連の本も今まで何冊も読んできましたが、その中でも無名ながら秀逸な本だと思いました。
この本の中でも、「脳幹こそが、人間が生きていくうえで一番大切」ということを、何十ページにもわたって説明されていました。
『体外離脱の神秘』という本には、“脳幹”という言葉は出てこなかったものの、
「中枢神経」とそこから流れる神経エネルギーこそが瞑想の質を左右するという事が詳しく書かれています。
さて、私のセッションでは、「抑圧感情を解放する」ということを様々なツールを使って行っていますが、
この「抑圧感情の解放」も、脳幹の活性具合によってその効率がだいぶ違ってくることがわかってきました。
悲しみや怒りというものもある意味自然に湧き上ってくるものです。
それを私たち人間は理性の脳を使って、おさえたり、無視したりしているのです。
脳幹が活性化すると、“感じる力”が取り戻されます。
感じる力が取り戻されることで、今まで抑え込まれていた感情や本能の声が自然と聞き取れやすくなってくるのです。
そしてまた高木さんは脳幹セラピーをすると、グラウンディングが非常にしっかりとしてくると言っていて、
それは感情に振り回されずにただ観察する為にはとても大切な事らしいのです。
16日の記事にも書きましたが、これはあくまでも私の体感なのですが、
脳幹セラピーをすると、下腹部に溜まっていた抑圧感情にダイレクトに働きかけるような感覚があります。
子宮より少し下あたりが拡大し、そこにあったエネルギーがグワーっとうごめき、
その大きなエネルギーが一気に上昇していくような感覚がよく起こります。
12日の記事で紹介した、
「女性は、膣や子宮の周辺にカルマ粒(我慢、抑圧感情、トラウマ)を溜め込んでいる」
「カルマ粒の解消は食べた物のように上から入れて下から出すルートではなく、
下から沸き上がってきたものを上から出すルートです」
という子宮委員長はるちゃんの子宮メソッドの理論とばっちり通じていますね。
脳幹セラピーをすると⇒グラウンディングが強化、というところともリンクしますし、
やはり第1チャクラへの働きかけが強いのですね。
なので、「脳幹セラピーのあとに、感情解放セラピー」の組み合わせは、
感じる力を取り戻した上で、感情を解放していく、というとても効率のよい組み合わせで、
かなりオススメです!!
ということで!
この度高木さんとコラボして、
「脳幹セラピー&感情解放セラピー」のセットセッションを提供させていただくことにしました。
脳幹セラピー約1時間+感情解放セラピー約1時間、
料金 10,000円
(お試し割引キャンペーン 8月15日まで)で、受けていただけます。
セラピスト2名で対応しますので、日時やスケジュールは別途お問い合わせください。
メールは
こちらまで
※脳幹セラピー&個人瞑想指導、の組み合わせも可能です。
ご希望に応じて対応させていただきます。
この機会にぜひお試しください!
明日は、毎月恒例の「瞑想会&お茶会」です。
あと1名ぐらいでしたらお席ありますので、
ドタ参加でも大丈夫ですので、ぜひお越しください。
今日は、前回ご紹介したファミリーコンステレーションのワークショップの流れについて説明します。
といっても、私は実際に受けたことがないため、あくまでも聞いた話と本からイメージしたものと、私が参加したことがある“プレイバックシアター”という若干ファミコンと似ているけれど、別のグループセラピーの体験や人形を使っての個人セッションの体験に基づいてのご紹介ということでご了承ください。
ファミリーコンステレーションのワークショップは、一般的には10名前後の参加者で行われます。たいていは、お互いに見知らぬ者同士です。
その中でファミリーコンステレーションを立てる(受ける)人をクライアントと呼びます。
1.まずクライアントは、このワークで取り扱いたいテーマを決めます。前回の記事の、緑色の文字の部分のようなものです。(自己否定感が強い、人とのつながりが感じられないetc…)
この時クライアントは、そのテーマや問題について詳細に語る必要はないそうです。
(どういうことがあった、それについてどう感じた、どう思ったなど・・・)
それは、クライアントの解釈よりも、コンステレーションそのものが語ることこそが“真実”だからです。
2.次に、事前に調べておいた家系に起こった深刻な出来事をファシリテーターに伝えます。(前回の記事の紺色の文字のところ)
3.ファシリテーターは、その情報をもとに、家族の誰を配置していくかを決めます。4.クライアント以外の他の参加者は、クライアントの家族の代理人としてコンステレーションに参加します。クライアントは、参加者の中から父親、母親、兄弟、パートナー、本人自身などの代理人を年齢やルックスに関係なく無作為に選び、直感的に部屋のワークショップ・スペースに“配置”していきます。この代理人選びや配置(どういう向きでどこに立ってもらうか)は、頭で考えながら行うのではなく、あくまでも直感的に感じながら行うようにします。
5.すべての代理人がワークショップ・スペースに配置されると、そこに家族システムによって作られる“エネルギーフィールド”ができあがります。そのエネルギーフィールドに反応して、選ばれた代理人たちは、なんらかの感情(さみしい、罪悪感、重圧など)や身体感覚(痛みなど)、様々な衝動(泣きたい、立っていられない、向きを変えたいなど)を体験することになります。コンステレーションを立てることによって、代理人と家族メンバーとの間に、無意識レベルでのつながりができ、共振が起きるのです。もちろん、代理人たちは、その家族に会ったこともなく、家族メンバーについても何も知りません。
※この現象は、ルパート・シェルドレイクの「形態形成場理論」(下記参照)で説明することができます。
ちなみに、マトリックス・リインプリンティングで過去の記憶を書き換えることによって人生が変化するのも、このシェルドレイクの研究と関連があります。
6.ファシリテーターは、それぞれの代理人の位置関係、向き、表情などを注意深く観察し、代理人が感じている感覚などを繊細に読み取りながら、その家族の隠された「もつれ」を探り出します。必要に応じて、代理人の位置を移動させたり、他の家族メンバーを加えたりという働きかけも行っていきます。時には、すでに亡くなったおばさんや、会ったこともない父親の元婚約者、お爺さんの戦友などが登場することもあります。
ファミリーコンステレーションを立てると、それまで隠されていた家族間の力動が突然明るみに出てきます。
例えば、クライアント(女性)とその母親がなんで仲が悪いのか、というのを見ていくと、クライアントがその父親の元恋人(たとえ会ったことがなくても!!)と同一化していたということがわかったり、謂われなき罪悪感や自己否定感が、お爺さんの戦争トラウマを背負っていたためだということがわかったり、自殺願望が、幼いころに兄弟を失った母親の「後を追いたい」という潜在的な願望を代理で引き受けいたものだったり。。。
※「同一化する」とは、誰かの感情を無意識にまるで自分のものであるかのように感じたり行動したりすることを意味しています。
7.
目指すのは、システムの調和です。
最初に配置を立てた時は、家族(代理人)の誰か(もしくは全員)が、その配置に居心地の悪さを感じています。“働きかけ”によってコンステレーションに調和とバランスが生まれると、ファシリテーター、代理人、クライアント本人それぞれがそれをはっきりと感じることができるのです。
こうして、家族システムのエネルギーフィールドに調和とバランスがもたらされることは、クライアント本人だけでなく、家系の癒しにもなります。
以上、これが基本的な流れです。
このワークがどれぐらいパワーがあるかは、実際に受けてみないとわからないかもしれませんね。
ファミリーコンステレーションは、“現象学的”サイコセラピーと呼ばれます。
人のものの味方、解釈を加えず、「ありのままに敬意を示す」セラピー。
その点は、マトリックス・リインプリンティングも同じなので、とても親近感があります。
それと、形態形成場理論との関連も興味深い。
≪形態形成場理論とは?≫
(1) あらゆるシステムの形態は過去に存在した同じような形態の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する(時間的相関関係)
(2) 隠れた場所に起こった一方の出来事が、他方の出来事に影響する(空間的相関関係)
(3) 形態のみならず、行動パターンも共鳴する
(4) これらは「形の場」による「形の共鳴」と呼ばれるプロセスによって起こる
“形態形成場”といえば、
こちらの動画!!
作曲家エリック・ウィテカーが自らの作品を歌わせたバーチャル合唱団。
同じ場所で互いに声を聞きながらハーモニーを作っているわけじゃないのに、
なぜこんなに美しい調和の音楽ができるのか。。。
もちろん、それなりに訓練された歌い手の声を合わせているからというのもあると思うけれど、
それだけじゃない“何か”がある!!
直接的な接触がなくても、一つの意図と作品を通じて、無意識レベルで心が通じ合う、そんなことを感じさせる素晴らしいビデオです。
こちらは、合唱団誕生のいきさつをTEDでウィテカー自身が語っているビデオ
2000の歌声で作るバーチャル合唱団そしてこちらは、実際の合唱作品のフルバージョンです。
もしあなたを今まで悩ませてきた問題が、実はあなたのものでなかったとしたら?
家族の他のメンバーの苦しみを無意識にあなたが背負っているとしたら?・・・ファミリーコンステレーション(以下ファミコン)というセラピーがあります。
前からなんとなく知ってはいたけれど、最近そのセラピーを受けて大きな効果を実感した友人たちの話を聞いたり、関連の本を読んでいるうちに、だんだんその奥深さと癒しの可能性に心が惹かれていきました。
私は本格的なファミコンのグループワーク自体は受けたことがないのですが、それに準ずるワークショップや個人セッションは受けたことがあります。
このセラピーについていろいろ知っていくうちに信頼も深まってきて、普段セッションでクライアントさんの問題をお聞きしている時に、「ひょっとすると、これはファミコンを受けた方が解決が早いのかも?」そんな風に思うことも時たまあります。
実際、ファミコンをご紹介すると、「それ私に必要な気がします」とピンと来るかたも何人かいらっしゃるようです。
ということで、今日はファミコンについての自分の勉強メモという形でご紹介していきたいと思います。
まず、ファミリーコンステレーションの「コンステレーション」には、
“星座”とか
“布置”という意味があります。
「家族の座」、「家族の配置」などと訳されることもあります。
私たちは誰でも、この世に生まれたときから“家族”というシステムに属しています。
それは、宿命ともいえる断ち切ることのできない絆で結ばれた関係です。
夜空に輝く星たちが一定のリズムで周回しながらお互いに影響し合っているように、私たちも家族(家系)の中で意識的にも無意識にもバランスを取り合い、影響を及ぼし合っています。
『システムに含まれる全ての要素は、必ず自分以外の要素に対してなんらかの影響を及ぼす』Wikipediaよりこの家族システムの中で、何かバランスが崩れるような深刻な出来事が起こったとしましょう。
例えば、
死産、流産、中絶、重病、自殺、行方不明、性的虐待、近親相姦、離婚、戦争体験、殺人、悲劇的な事故による死、別離、行方不明、身体障がい・精神病・同性愛などの理由で家族システムから疎外される、婚約の解消や離婚、失恋、養子縁組、薬物orアルコール依存、移住などで母国を離れる、犯罪、事業の失敗あるいは破産・・・
などです。もしこのような出来事が、十分に癒されたり解決されていなかったりすると、その問題は次の世代に引き継がれ、後に生まれた子どもたちがその重荷を背負うことになるかもしれないというのです。
家族システムを元のバランスの取れた状態に戻そうという、
無意識の試みです。
もしあなたが、
いつもなぜか悲しかったり・・・理由のわからない重い罪悪感や孤独感を感じていたり・・・自己否定感が強かったり・・・親密な関係になるのが怖かったり・・・パートナーができなかったり・・・セックスが怖かったり・・・人とのつながりが感じられなかったり・・・自殺願望があったり・・・生きている実感がなかったり・・・お金との関係が悪かったり・・・トラブル続きだったり・・・ウツが続いていたり・・・親、兄弟、子どもと仲が悪かったり・・・何かの中毒や依存症だったり・・・重い病気だったり・・・過食症、拒食症だったりした場合、それは、自分よりも先に生まれた誰か(親、兄弟、祖父母、おじおば、親の元パートナーなど、、、すでに亡くなった人や会ったことのない人、その存在を知らない人も含む)の感情や状況を、
自覚のないまま代わりに引き受けているからそのような状態である可能性があるのです。
「メンバーの誰かが苦しむよりは自分が苦しい方がいい」という心理がどうやら根底にあるようなのです。ここが人間という生き物の複雑なところなのですが。。。
このように、後から生まれた世代の誰かが、その前の世代の誰かが本来持つべきだった負担や罪悪感、トラウマを引き受けることを、ファミコンでは
「家族のもつれ」「魂のもつれ」などと呼びます。
ファミリーコンステレーションは、この隠れている
「家族のもつれ」を見つけ、表面化させることで、あなたの抱えている問題を解きほぐしていきます。
※実際どのようにワークが展開していくのかは、次回書きます。
「家族のもつれ」の問題は、自分が“知らないうちに”誰かの代わりをしているということなので、まずはそこに光を当てて知っていくことが癒しの大きな一歩なのです。
自分の苦しみが本来自分のものではなかった、これは自分が背負わなくてもいいものだという気づきは、苦しみと一体化していた自分から解放されるわけなので、それだけでも大きな癒しになります。
たとえ家族のもつれがどうなっているかを知らなくても、「もしかして誰かの代理で苦しんいるのかも?」と考えるだけでも、自分と苦しみとの間に距離ができる気がしませんか?
さて、この見えない
「家族のもつれ」は、程度の差こそあれ人間である以上誰でも抱えているものだと思うのです。
でも、ファミリーコンステレーションのワークを受けて何がどうなっているかの状態を明らかにしないとその呪縛から解放されないのかというと、そんなことはないと私は思います。
、
他のセラピーやエネルギーワークでも違う形で明るみに出て解放が起こるかもしれないし、瞑想やホ・オポノポノをしているうちにクリーニングされるかもしれないし、日々浮上してくる感情をケアするだけでもいつかそのもつれがほどけるかもしれない。。。
ただ、本を読んだり話を聞いていて思ったのは、このファミリーコンステレーションという技法を通して大きな気づきや解放、ドラマチックな人生の変化を体験する人も確かに多くいるだろうということです。
癒しや気づきの道は人それぞれなので、この手法がドンピシャという人もいると思います。
ということで、もしかしたらここに読みに来てくださる人の中にも今後この手法に縁がある方がいらっしゃるかもしれないので、関連のページをご紹介しておきます。
友人がおすすめと言ってたところ↓
http://www.hellingerinstitutejapan.com/http://ww36.tiki.ne.jp/~j-shanti/osho_contents/family/index.htmlこのページの解説がわかりやすかった↓
http://familyconstellation.jp/fc_constellations_jp.htmlこちらの本は、いい本だったけれどあいにく絶版のよう。。


こちらはまだ入手可能なようです。

【2月~イベントのお知らせ】★
2月14日バレンタインに恋愛ワークショップを開催します。
『魂を育てる愛のパートナーシップ〜セルフラブで愛されオーラになろう〜』
恋愛、パートナーシップの悩みを通じて、自分の心のニーズを再発見し、
じっくりと癒していくミニワークショップです。
このワークショップで彼氏ができますよとか、いい恋愛ができます、といった看板にするつもりはなく(笑)、
あくまでも、現状の男女関係の悩みを通じて自分を新しい視点で見つめなおしたり、潜在意識下にあるブロックを癒したりするのが目的です。
とはいえ、今までにこのようなワークショップの後に、参加者の方から「彼氏ができた」「結婚が決まった」とか、「今の関係が改善された」というフィードバックは確かにあるので、おまけとしてはそういうこともあるようです。
完全予約制
時間:7時半〜約2時間
参加費:2000円
+ワンドリンク
会場:元町カフェドジェーム
第2回目を3月14日に予定しています☆
1回目のワークショップ後からの変化などをシェアしてもらって、更に深めてゆきます。
2回通しての参加費は3500円となります。★
2月、3月の大阪・東京《うたの輪》についてのおしらせは
こちら★
3月東京セッションのご案内3月中旬に、都内にて個人セッションを行います。
ハートトークセラピー、マトリックス・リバーシング、ミューズセラピーのセッションを受けていただけます。
メニュー詳細はこちら☆
また、個人ボイストレーニング・声楽レッスンをご希望の方もご連絡お待ちしています♪
~個人セッション&ボイトレ・声楽レッスン~
日時 3月15日(土)午後遅め
3月16日(日)午後遅め
3月17日(月)午前、午後早め、午後遅め
3月18日(火)午前、午後早め、午後遅め
3月19日(水)午前、午後早め、午後遅め
3月20日(木)午前、午後早め
個人セッション、ボイトレご希望の方は、日にちとご希望のお時間帯をご記入の上、ご返信くださいませ。
予約が重複する場合がありますので、第2希望までご記入くだされば幸いです。
時間はご相談の上、決めさせていただきます。
なお、3月より東京でのセッションは、経費の関係上、料金と時間の設定を変更させていただくことにしました。
ご了承くださいませ。
場所:世田谷(お申込み後、住所・アクセスお知らせいたします)
料金:個人セッション:90分 10,000円
ボイストレーニング、声楽レッスン:60分 8,000円
★キャンセルポリシーについて・・・ご予約完了後のキャンセルの際は、二日前までにご連絡いただいた場合はキャンセル料はいただきません。前日キャンセルの場合は料金の50%、当日は料金の100%をいただいております。
いずれも申込みは、このブログのお問い合わせフォームか、t_shishikura711@yahoo.co.jpまでお願いいたします。
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